心理的安全性の高いチームの作り方

今回はConneのプロダクトマネージャーをしています有村が、実際の経験を元にお役立ちの情報をお届けします。

少しでも参考になれば幸いです。お気軽にご覧下さい。

 

最近ではよく耳にする「心理的安全性」、チームの生産性を高め、組織として最大のパフォーマンスを発揮するための概念として近年注目されています。

チームのパフォーマンスを高めるための「心理的安全性」についてご紹介します。

 

心理的安全性とは?

心理的安全性とは、まわりの評価に怯えることなく、自分の意見や想いを自然体でさらけだす状態の事を言います。

簡単に言うと「言いたい事を率直に言える風土」とも言えます。

 

なぜ心理的安全性が重要なのか?

心理的安全性が高いチームは、仕事のパフォーマンスや創造性が向上するだけでなく、エンゲージメントも高くなることがわかっています。

エンゲージメントが高まるとチームへ貢献意欲が高まり、能動的に会社のために行動するようになります。 

 

心理的安全性を阻害する要因

阻害する要因は何か?大きく4つの要因があるといいます。

「無知だと思われる不安」

・「無能と思われる不安」

・「邪魔しているかと思われる不安」

・「否定的だと思われる不安」

 

心理的安全性を高めるポイント

では、実際の取り組みから感じたことをご紹介します。

 

  • 見える化

仲間である社員に対して、隠し事は不要です。隠すことが却って不要な憶測を生んでしまいます。

みんなの動きが見えるから安心でき、みんなの動きが見えるからもっと頑張れるのです。

何を発信すればいいのか?こんな事発信していいのか?等、情報を発信する事に躊躇している人もいます。

自らが積極的に発信を心掛けましょう!

 

  • コミュニケーション

主体的な仕事の取り組みや人との良好な関係創りには欠かせない要素です。

時間に限りはありますので「質のアナログ」と「量のデジタル」の最適化が必要です。

どちらにも共通して大事なことは、「場づくり」です。アナログであれば定期的な面談の機会、デジタルでもいつでもやり取りができる場がある事が重要です。

コミュニケーションは双方向なので、一方通行にならないように気をつけましょう。上下関係が見えない壁を作ってしまっています。

上司自ら「話しやすさ」を意識して壁を排除するように心がけましょう!

 

  • 挑戦

人は経験(失敗)しなければ成長する事はできません。経験や失敗は自分が変わるためのチャンスでもあります。

成功とは結果にすぎず、成功までのプロセスは、経験(失敗)の連続です。挑戦には必ず失敗がつきものです。

挑戦する事をみんなで称える環境が大切です。「まずやってみよう」と思えるぐらいの雰囲気を作りましょう。

うまくいかなかった時はみんなでフォローしましょう!時には、上司が挑戦する姿勢、失敗する姿を見せる事も大切です。

 

  • 多様性

人には個性があります。それぞれ得意不得意があります。

その上で、お互いの個性を認め、認め合う事が必要です。個性を十分に発揮できるかは、組織によって異なります。

今の時代、何が正しいかなんてわかりません。自分にとって受け入れにくい事であっても固定概念に捉われず、まずは受け入れる事が大切です。

色んな考えがあって意見をぶつけ合うからこそ新しい気づきに繋がります。

 

まとめ

心理的安全性を高めることは、組織やチームにとって大きなメリットがあります。

まずは心理的安全性の重要性を理解する事が大切です。

そして環境づくり等できることから取り組んでいきましょう。

日々の積み重ねが更に心理的安全性を高めていくことに繋がります。ぜひご参考ください。


この記事を書いた人
アリムラ
Conneのプロダクトマネージャーをしています。仕事を楽しむ事、そして「やりきる」事をモットーに取り組んでいます。
私たちのサービスを通じて皆さまのお仕事にお役立ち出来る事、そして仕事が楽しくなるようなお手伝いが出来ればと思っています!!