今回はスムーズな電子納品のためのポイントを5つご紹介します。
電子納品要領・基準と電子納品等運用ガイドラインとは?
電子成果品を作成する際のフォルダ構成やファイル形式等の仕様と電子成果品作成についての対象範囲、適用基準類、発注者と受注者が留意すべき事項及び参考となる事項を示し、統一的な運用を定めたものです。
詳しくはこちらをご確認ください。
情報共有システムから電子納品用データの作成・出力方法
弊社の情報共有システム[現場クラウド for サイボウズOffice]を利用した場合の作成方法をご紹介します。
1、共有フォルダ内の承認済み文書を整理する
共有フォルダには電子納品に必要な属性情報があらかじめ設定されているため、
各フォルダに整理することで、文書ごとに属性情報を入力する手間が無くなります。
詳細な手順は「1. 共有フォルダ内の承認済み文書を整理する方法」をご確認ください。
2、工事情報を入力する
電子納品に必要な工事情報を入力します。
データ出力後、電子納品作成ソフトへ取り込む場合は未入力でも出力可能です。
詳細な手順は「工事情報の入力方法」をご確認ください。
3、電子納品用データをダウンロードする
[現場クラウド for サイボウズOffice]より電子納品形式として
ダウンロードできます。
詳細な手順は「電子納品用データのダウンロード方法」をご確認ください。
情報共有システムのデータを電子納品作成ソフトへ取り込む方法
国土交通省へ納品する場合、工事帳票のデータと図面データ等をまとめる必要があります。
[現場クラウド for サイボウズOffice]からダウンロードした電子納品用データを弊社電子納品ソフト[現場Office10]へ取り込む手順は「工事帳票の電子納品用データを取り込む方法」をご確認ください。
※発注機関によっては納品形態が異なるため、各発注機関の電子納品要領・基準をご確認ください。
電子納品データを各発注機関指定のチェックシステムでチェック
国土交通省へ納品する場合、電子納品データを国土交通省が公開している電子納品チェックシステムでエラーがないか確認します。
※発注機関によっては指定のチェックシステムが異なるため、各発注機関の電子納品要領・基準をご確認ください。
電子納品データを納品媒体へ焼き付け
焼き付ける際には、CD-R または DVD-R(一度しか書き込みができないもの)を使用することが原則となります。
CD-Rの論理フォーマットは Joliet、DVD-Rの論理フォーマットは UDF(UDF Bridge)となるため、ライティングソフトの使用をお勧めします。
いかがだったでしょうか?
年度末に向け少しでもお役に立てればと思っています。
その他ご不明点があればお気軽にご相談ください。